こんにちはnimiです。今回は今話題になっているフランスの年金改革デモについて、この記事では、今回のデモについての私の考察を紹介しています。
そもそもなぜゴミだらけに?
出典:ANN NEWS
フランスは、今まで、年金の受給開始を62歳〜受けられたのですが、
今年1月に64歳に引き上げられるという改革案が発表されました。
そのため、改革案に怒った市民が、パリでデモをしているのです。
内務省からの発表で126万人もの人がデモに参加しているという報告があったようです。
デモに参加している人たちの中には、ゴミの回収業者もいます。そのため、ゴミが回収されず、異臭漂う、ゴミの都パリに変貌してしまったんです。
花の都と謳われてきたパリなので、そのギャプが凄まじいですね。
デモを起こす人の怒りの心理を考察
- 64歳になって仕事を2年間するのが嫌だ
- 民主主義を無視して、勝手に改革案を制定したから
まず初めに1番目ですが、62歳から、年金が貰えるのを想定していて、仕事を辞めてしまった人が怒っています。
「えー貰えると思ったのに、また、2年間も働くのーやだぁ」
「不景気だし、仕事探しも大変💦続けるのも大変そう」
出典:ANN NEWS
今は、食料も高くなっていたりコロナの影響があったり、不景気です。
いきなり2年間働けと言われても、もう休むつもりだったのにまた働けなんて言うなんてあんまりだとなっています。
また、フランスでは失業率も上がっていています。
2年間、働けるか分からないという不満が出ています。→高齢者はもちろんのこと、多くの労働者や失業者そして、将来62歳から年金が貰えないのに反対している学生、などが将来への不満や心配があり、それが怒りに変わってるわけです。
そして、日本人は勤勉ですが、フランス人は基本的に仕事をあまりしたくない人達が多いです。
日本だと閉店ギリギリで来たお客さんに丁寧に接客しますが、フランスでは、閉店ギリギリだとシャッターを閉めてお客さんを追い出してしまいます。
日本はお客さんを丁寧に接客していますが、フランスはどっちかと売り出してる側の自由だ。買わなくてもいいです。という感じです。→日本人の接客が神接客だと言われてる由縁ですね、スーパーマーケットでは笑顔で接客してる人はは少ないです。
そういうこともあってか、「2年も働くなんてありえない!ふざけるな」
出典:ANN NEWS
「暴徒だ!やりたくない仕事を無理やりやらせるなんて酷い」
という声が大反発なってしまうのではないでしょうか?
2つ目の怒ってる理由がマクロン大統領が強行的に改革案を制定してしまったからですが、民主主義なのに、大多数を無視して、勝手に決めるなんてマクロン大統領は暴徒だという意見があります。
フランスの憲法49条 3項には、多数派の投票無しに法案を成立させることが可能なんですが、その、方法を使って強行突破した事に反発が出てしまっています。
国民の7割が改革案に反対してるのに法律を強行的に制定しまったっため、暴君だと言われてしまっています。
つまり、民主主義を無視したことに対して非常に怒ってるんです。
出典:ANN NEWS
フランス政権が改革案を出した理由
では、なぜ、大規模デモを予測出来たはずなのに、マクロン大統領は改革案を強行突破したのでしょうか?
それには、ちゃんとした理由があります。
それはコロナによって、今フランスという国が赤字にっているからなんです。
フランス政府はコロナでの援助金で出費が重なり、資金不足に陥っています。
赤字になっている今、政府が国民に対し毎月、年金を時給するのが大変なんです。💦
そして、現在、フランスは、昔と比べて、年齢100歳〜90歳超えが増えました。
62歳は、まだ働ける年齢だから、2年間仕事をして、貯蓄を増やしておいたほうがいいよ!
また、フランスが赤字だから2年間、年金を貰うのを待ってもらうと助かりますというのが、政府の考えです。
改革案はコロナで赤字になって大打撃を受けている今フランス政府は少しでもお金を将来のフランスという国のためにお金を取っておきたい狙いがあります。
フランスという国が保てるように変えたものなのに、デモに参加してる人たちが、その意図を汲み取れてないんです。
将来的にフランスという国を守るため⇒そう、フランス国民にきちんとお金を受給できるように、今は苦しい時だから64歳~にしてねってことなんです。
その意図に気づかない人達が多いため、マクロン大統領を暴徒呼ばわりし、支持率は28%にまで低下しています。
2019年には、年金制度改革案を発表しましたが、大規模なデモによって法案を取り下げになりました。
大規模なデモが起こりうると知っていたのに、マクロン大統領が強行突破したのは、フランスの法律として、大統領を3年間続けることは法律で禁止されているため、次の選挙にはどうせ出れないから、思想通りに行動するべきだと判断したのでしょう。
今回は選挙に落ちるリスクがないですからね!
そしてマクロン大統領は暴徒だといわれていますがか、実際はフランス国民とフランスを守るため強行突破をしたのです。
実際マクロン大統領自身がこのような発言をしていたようです。↓↓↓
「フランスにとってこの改革案は、とても重要なものなんだ。私は今後大統領から降りるからこれは私のキャリアの為ではなく、国のためなんだ!私を嫌うなら好きにすればいい」
出典:ANN NEWS
⇒でもこの発言をしたことで、さらにデモが過激化してしまいました。マクロン大統領は独裁者!国民の手で変えよう!とさらに、政府へのアピールが暴力として、デモに現れます。
財政健全化とは?
財政健全化とは、政府や自治体が収入と支出をバランス良く調整し、長期的な財政の安定を図ることを指します。
政府が借金や赤字を減らして、財政の安定を図ることを目的としています。
財政健全化には、政府の財政状態が改善され、経済や社会全体に安定感がもたらされることが期待されています。
引用元:「OpenAIのChatGPTによる回答
大規模なデモをされても、嫌われて、支持率が低下しようが、この国と国民を守る素晴らしい人なんですよ✨👏
- 次の選挙に出れないから
- 赤字の危機にあるフランスという国を守るため(資金不足を防ぐ)
- フランス国民にこれからもお金を配り続け、将来のことを考えての貯蓄のため
デモによって起きてるデメリット
- 道が通れない
- 歩きづらい
- 悪臭
- 配達拒否
- 思い出が壊れる
- ごみが回収されない
- 騒音
- 不衛生
- ネズミが湧く
- 景観がくずれる
- 車の渋滞 通れない
- 観光者が減る
- 車椅子の人が道を通れない
- レストランにお客が来ない&売り上げが下がる
- デモと関係ない、過激派集団が増える
- バリケード必須(店)
- 教師がデモに参加し生徒が授業を受けられない
- 不便
など、デモをすることで、たくさんのデメリットが起こっています。
出典:ANN NEWS
デモが起こってるパリの地域の人達は、ごみの収集業者がデモに参加しごみが回収されなかったり、日常に不便を感じています。
デモが行われてる地域以外のパリでは、ごみの回収はきちんとされているようですが、デモ地域に住んでる方には大変暮らしにくい状況ですよね?
デモ地域の住人で全く関係な人⇒つまりデモに参加してない反対派の人、観光者、がもっとも被害を受けています。
景観が酷くなっても賛成派の人だと、仕方がないから匂いは我慢して生活するといっていますが、、
問題は、関係な人まで、暮らしにくくなっている現状です。
レストランを経営している店主は、自分のレストランの前にゴミの山があって客が減ったといっていました。
ゴミの匂いや景観が崩れ、コロナで飲食店は打撃になっていたのに、さらにお客さんが減り、売上が減ってる。まさにレストランを経営している方すると追い討ちをかけるような事態です。
また、車椅子の人はごみだらけになっている道を避けて通るのが大変になって障害のある方はさらに、日常が不便で使いにくくなっているのです。
出典:touche pas a mon poste!
火がつけられたり、壊されたり、ゴミだらけだとデモに参加してない人も不快になりますし、観光客も怖いし臭いので減りますよね!?
出典:日テレNEWS
あの、ルーブル美術館までデモ参加の抗議によって封鎖されました。
出典:ANN NEWS
何も関係な人達のせっかくの旅行が台無しに。結局自分たちのことばかり考えて相手のことをまるで考えられていないのです。
出典:ANN NEWS
イギリスのチャールズ国王も年金改革のデモの最中のため延期する自体になっています。
関係な人まで困るこの方法は明らかに間違いだと思います。
出典:ANN NEWS
↑↑↑自分には暮らしていて特に不便なことや問題なく、デモに理解出来るからいいやという考え方なんです💦⇒誰かが困ってるという状況は考えられていません。あくまで自分視点
デモは決して慣れてはいけないし、正当化してはいけないと思うのです。
誰かが嫌な思いして悲しんでいるるのに、これは革命ではなく暴動です
革命とは、いい方向に進化し、みんながHappyになることなのですから
今後デモをすることで起こる最大の悲劇とは?
そして、デモの行く末はもっと酷いと結末だと思っています。
年金時給開始の年齢が2歳引き上げただけのお話に、火をつける、車を燃やす、暴動して、道が通れなくなる
→すごく危ない思考だと思いませんか?
政府が少し変えようとしたら反発して→将来、もっと激化したら、街を燃やせばいいとさらに過激に暴動化してしまうのではないか?と考えています。
政府に対する単なる脅しです。
また、デモが行われてると、暴力集団も混じってきます。デモ集団に紛れて犯罪行為がしやすいからです。
街を破壊したいという理由から好き勝手に暴れ回る不良たちが、街にはびこります。
窃盗や家、車の破壊、燃やす、暴力行為などを行う過激集団です。
出典:ANN NEWS
出典:M6
そのため、このまま何か変えて欲しい場合に、デモをし続けると、最悪なことは、観光客が減り続け、支配してる側が市民になります。
そうすると、1部の過激派集団が家を破壊、窃盗したりして、ハチャメチャに壊されて政府自体が成り立たなくなってしまう危険性もありえるということです。
政府のこと言うことを丸無視し、パリを支配してるのは市民のほうなのですから、、
政府の意見はダメだから私たちが作ろうと好き勝手にルールを作り出し、1部の人が住みにくくなります。
もちろんですが、市民はあくまで市民、法律に詳しいのは、政府です。ルールの中から欠点を見つけるのは簡単でも、バランスよく維持するのは難しいことです。
実際に守る側である警察に対して暴力を奮ってる人もいるので、反対するものは全員差別されるという危険な考えになっていくということです。
市民vs政府・警察のような構図になって、関係な人が1番被害にあうという恐ろしい構図になってしまうのです。そして、現在これについては、フランスで実際に起こっています。
さらに過激化すると、テロ集団に支配されて怯えて暮らすという最悪の結末になってしまうかもしれません。
デモに参加してる人の心理
デモに参加している人:「街を壊していいのか!?じゃあ早く法を変えろ!市民の言う通りに動け」
デモに参加している人:「法案を撤回するまで、デモを辞めないけどいいんだね!?」
デモに参加している人:「私たちが仕事しなかったら困るのは誰か証明してみせる!政治は私たちの手で動かす!」
「不景気で仕事がないのに、また2年も働けなんて酷い許せない」
「将来、64歳から年金が貰えるようになるなんて絶対嫌」
という心理状態になって、デモに参加しています。
少し政府の方針に気に食わないことがあったら、すぐデモするのが辞められない状態は、革命でもなくただの脅しであり、暴力なんじゃないでしょうか?
いわゆる、パリ自体をを人質にとってる状態ですね。
街の景観を壊し、暴走するのは、暴力的な解決方法であり、言うことを強制的に聞かせることです。
これじゃ中世のやり方であり、退化です。
市民の力をみせてやれー自分たちで政治を変えると政府にアピールするほど、エスカレートしていってるわけです。
政府がするべきだった解決方法
1つ目はもっとマクロン大統領がなぜ改革案をするのかしっかり説明するべきだったということです。
よく耳を傾けて見ると、強行突破して、暴君だという見方になっていてフランス政府と将来の国民を守るためだと意図が、パリ市民に届いていないことで怒ってるからです。
もちろんニュースでマクロン大統領はしっかり、説明しているのですが、その意図が届いてないのが現状です。
2つ目は、多くの失業者や仕事を2年するという不満を持ってる人達が怒ってるため、対象になってる人たちや失業者に向けて、仕事の支援を提供するなら、ここまで反発なかった可能性があります。
出典:ANN NEWS
市民側の解決策
市民の方の解決策は、国会への署名の提出です。
フランスは民主主義の国家のため、大多数の意見が反映されます。→署名を国会に提出するというのが1番いい方法です。
ただの著名でなく、なぜ?引き上げに反対しているのか、市民の声を書いた生の声などを提出する方が良かったのかなと思います。
大統領の立場から考えてみると、引き上げないで欲しいと言ってもなぜ、引き上げないでほしいのか理解できませんよね?
ただ暴力してても、マクロン大統領は?状態なんです。無理やり暴力で変えようとしたら→もっと意地でも変えたくないと思ってしまうのが人です。
そのため市民側もどうして引き上げないで欲しいのかマクロン大統領を納得させるような説明する必要があったのだと思います。
〜の理由から引き上げないで欲しいという明確な理由を反対派70%の生の声を国会に提出するべきだったら平和的な解決方法だったのではないでしょうか!?
なぜフランスはデモが多いのか?考察
パリ市民というか、デモに参加する人たちは、これが革命だと勘違いしています。
そして、味をしめています。何回もデモは開催されていて、伝統行事のようになっています。
2019年には、年金制度改革案を発表しましたが、大規模なデモによって法案を取り下げになりました。
何回かデモによって法案が変わった経験があると、またデモををすれば、政治が私たちの手で動くと思って辞められない状態になっています
そして、ただ暮らしている人に迷惑をかけて暴動を起こしているだけなのに、自分たちが革命をしている、政治を変えているんだ!と勘違いしてしまっているのです。
昔から、フランスは暴動を起こして法案を変えてきた歴史があります。
中世のフランス革命🇫🇷に通じるものがあります。
中世では、その方法しか無かったかも知れませんが、現在では、署名などデモ以外にも解決する術は存在しています。
デモで暴動して解決する行為は非常に古いやり方だと思っています。
やはり、フランスにデモが多いのはフランス革命が要因になっていると思います。
市民たちが革命をしたことで、王政を崩した!市民改革
みんな、革命した市民たちになりたいんですよ。英雄になりたいんです。
その革命をしたい→承認欲求がデモに現れてると思うんですよ。
憲法評議会がマクロン大統領を支持!?
4月14日、憲法評議会によって投票があり、年金支給開始年齢引き上げを支持しました。
もちろん反対派のデモ軍団はまだ、大勢いますが、今後デモを続けることが困難になります。
憲法評議会は、赤字であるフランスの危機のための強行突破であることを汲み取っているのでしょう。
憲法評議会が支持することによってデモがやりづらくなるのですからマクロン大統領は、これでフランスが滅びないと歓喜しているはずです。
まとめ
今話題になっているフランスのか年金デモについて取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。
出典URL一覧
ANNニュース→https://youtube.com/@ANNnewsCH
M6 →https://www.6play.fr
touche pas a mon poste!→canalplus.com/c8/tpmp/touche-pas-a-mon-poste
日テレNEWS
→https://youtube.com/@ntv_news
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